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醤油が香る本格派：新宿web制作会社が推すらぁ麺はやし田新宿店

新宿おじさん
2023.08.30

新宿探検マップ

＃ラーメン

どうも、新宿おじさんです。１回目の桂花ラーメンの記事が桂花の中の人に届いたと聞いて驚いています。

第３弾は、新宿三丁目の路地裏に行列を作る名店です。

総合的なバランスが素晴らしい：らぁ麺はやし田新宿店

第一弾の桂花が新宿三丁目と言っても末廣亭そばという外れ、第二弾の第一旭は新宿一丁目と地味な地域の名店を推してきましたが、今回は、新宿三丁目のど真ん中、新宿通りと新宿中央通りの間、新宿マルイ本館の裏にあるらぁ麺はやし田新宿店をご紹介したいと思います。

https://www.ramenings.com/hayashida

一般的に思う新宿といえば、やはり伊勢丹とマルイがある辺り。

その裏通りに、いつ見ても行列ができています。

わかりにくいですが、右奥の消火栓の標識のあたりにいつも行列ができています。

この通り、昔はマルイに搬入する車くらいしか通らなかったのに、今では立派なラーメン好きの聖地になってます。

そんならぁ麺はやし田の醤油らぁ麺がこちら。

スープは鴨と大山鳥、メンマは穂先メンマ、低温調理のチャーシューは、鳥と豚の2種類。麺も数種類の小麦をブレンドした全粒粉の特製麺。醤油の香りが素晴らしく、水も特別に濾過したものを使っています。

とにかく要素の全てにこだわりを注ぎ込み、それが見事にバランスよくこの丼の中にまとまっている。それがはやし田のらぁ麺と言えるでしょう。

飛ぶ鳥落とす勢いのI N G Sグループもかつては

このはやし田を展開しているのが、今ラーメン業界で最も勢いがあるとも言われるI N G S。はやし田の他にも、新宿三丁目に煮干し中華そば鈴蘭、らぁ麺くろ渦も出店しており、さらに、歌舞伎町に金目鯛を使ったらぁ麺鳳仙花、西新宿につけ麺の麺や麦ゑ紋など多くのブランドを展開しています。

代表の青柳さんは、自社サイトで「はやし田は、新宿駅近くではありながらも、あえて裏道に出店しました。これがはやし田として成功する一つの要因になりました。当時のはやし田のコンセプトは、高級和食店のような知る人ぞ知る裏道の高級感のあるお店です。裏路地にあるラーメン屋で行列ができるというのが、一種のブランディング効果となり、多くの人に広まっていきました。」と語っています。

この青柳さんが、長野でラーメン屋の修行をして独立し、2003年に新宿で出店したのが、今、鈴蘭がある場所でした。その名は「三代目○助」。豚骨ラーメンで白と黒があるという一風堂みたいな品書きのお店でした。

なぜ、「でした」と書くかというと、私・新宿おじさんは、オープンして間もないこの店に食べに行っているんですね。当時は店はガラガラで、逡巡したのですが、妻が豚骨ラーメンが好きだったので入ってみようということになり、食べたところ美味かったんです。素直に美味しかったという感想を言うと、店主が「新宿ってもっと人通りがあってすぐに人が入ると思ってたんですけど、全然ダメなんですよ」と愚痴るわけです。

私と妻にはすぐにその理由がわかりました。実はこの場所は、長年ラーメン屋があったんですが、そのラーメンがものすごく不味かったんです。この辺りの人は、この場所にラーメン屋があっても「まずい」としか反応しないので、後に入ったこの店にも足が向かないと言うわけです。

そのことを店主に話すと驚いて「居抜きだったんですけど、そんな理由が」と言うことで、大丈夫美味しいからすぐに人が来るようになるよと励ましたのを覚えています。店主は覚えてないかもしれませんけどね。

その後しっかり人気店になって、西口の方に移転したと聞いたらば、後に鈴蘭ができて、兄弟店のはやし田ができたらしいと聞いて行ってみたらば驚いて、今に至る。

そんな新宿おじさんともゆかりがあるお店だったのでした。