ブログ

新宿で衝撃の熊本ラーメン！新宿web制作会社が推す桂花ラーメン新宿末広店

新宿おじさん
2023.08.01

新宿探検マップ

＃ラーメン

新宿に通い始めて40年。新宿好きが高じて住んで23年。
会社が住居に近づいてきて徒歩５分の通勤になった新宿のweb制作会社に勤める新宿おじさんです。

弊社のブログ担当者から、新宿のweb制作会社が推す美味しい飲食店や、楽しい施設・お店を紹介する「新宿探検マップ」を作りたいとの仰せがあり、私も新宿の美味しいお店を紹介していくことになりました。

新宿といっても広いので、会社が位置する新宿区新宿の範囲（郵便番号で言うと160-0022で一丁目から七丁目まであります）でご紹介していきたいと思います。

新宿といえばラーメン激戦区の一つとして知られていますが、主な戦場は西新宿側の小滝橋通り一帯と、髙田馬場周辺の早稲田通り沿いで、新宿区新宿となると、それほど有名店があるわけではありません。
しかし、新宿三丁目に、東京のラーメン界を語る上で避けて通れない名店があるのをご存知でしょうか。そこからご紹介したいと思います。

新宿に「桂花」あり

その店は「桂花」。熊本ラーメンの名店です。
https://keika-raumen.co.jp/
本店は熊本県熊本市で昭和30年（1955年）に創業した老舗ですが、熊本に多いラーメン店の中でも桂花が他の店と違うのはいち早く東京に進出したことでした。
九州のラーメンなど東京では誰も知らない、昭和43年（1968年）に新宿三丁目にある落語の定席・末廣亭の側に新宿末広店を開店します。
その時に生まれたのが桂花の代名詞と言える「太肉麺（ターローメン）」。東京進出にあたって開発した新メニューでした。

とんこつを使ったラーメンすら東京では著名ではない時代。
今では熊本ラーメンの代名詞と言える黒いマー油（これも桂花の初代の発明だとか）も珍しく、東京では桂花ラーメンは当初鳴かず飛ばず。それがテレビ番組で紹介されたり雑誌に紹介されるうちに、食べてみると病みつきになる味が定着していったのだとか。
（参考：https://san-tatsu.jp/articles/192038/）

桂花ラーメンは「完全食」

私が新宿に出入りするようになった1980年代前半には、新宿行ったら桂花ラーメン食べないなんてありえないと言われるくらいの人気店になっていました。
初めて食べたのは、1983年だったと思いますが（40年前！）北海道出身の私には、まるで「別の食べ物」でした。
低加水の中太ストレート麺に生キャベツ、茎わかめが入って、ターローが大迫力で、白いスープに黒いマー油と何もかもが、それまでのラーメンの概念を変えるようなものばかり。
でも、観念して食べてみると、これが旨い。最初はこってりし過ぎかなと思うんですが、しばらくするとまた食べたくなる中毒性のあるスープ。北海道のちぢれ麺に慣れた身には新鮮なストレート麺。
茹でた卵ではなく味付きの煮卵というのも当時では目新しく、生のキャベツに違和感を持ちながらも、これがあることで「完全食」になるという理屈に頷いたものです。
「完全食」というのは、ラーメンだけで全ての栄養が取れるという意味ですが、野菜が足りない感じがするラーメンに生キャベツを乗せるというアイディアは、豚骨スープの脂分に塗れた口がさっぱりする箸休めになるという点でも優れたものだったと思います。

今では、太肉麺に太肉1本盛りという豪快なメニューもありますが、角煮もちょっと多いなという方には、チャーシューとメンマ、味つけ卵に茎わかめが乗った桂花ラーメンや、高菜と茎わかめだけのあっさり好みな阿蘇ラーメンもあります。太麺はどうもという方には細麺にも出来ます。
入店時に供されるのが水ではなく脂切れに良いプーアル茶なのも桂花ならでは。お客さんのことを考えてというのが嬉しいですね。

熊本ラーメン桂花の店舗、通販販売について

新宿を代表するラーメンとして新宿末広店の他にも駅前の裏路地にある新宿東口駅前店やビルの地下にある新宿ふぁんてん店、またF Cの西口店や渋谷センター街店もあります。
店舗だけではなく、コロナ禍で通販も始めたし、アプリもできたし、カップ麺もあります。
https://keika-raumen.co.jp/online_shopping.html