社員ブログ
こんにちは。今回は、今年の初めに納品した株式会社インプリム様のローコード開発プラットフォーム「プリザンター」の10周年記念ロゴについて、AIを活用した制作プロセスをご紹介します。
目次
「プリザンター10周年ロゴ」を制作しました
「プリザンター」は、多くの企業で活用されている、業務アプリケーションを柔軟に構築できるプラットフォームです。
ハヤブサをモチーフにしたキャラクター「HAYATOくん」が目印のサービスでもあります。

10周年を迎えるにあたり、「プリザンター」にはAI導入などの大きな変化がありました。
その流れの中で、「キャラクターの進化も含めた記念ロゴがあったらいいですね」という会話が生まれ、今回の制作がスタートしました。
まずは完成したロゴをご覧ください。

本ロゴは、2026年3月13日に開催された10周年イベントにて、各種ビジュアルや記念グッズにご使用いただきました。イベントは盛況のうちに終了し、ロゴについても以下のようなお言葉をいただいています。
「10年を経て成長した“プリザンター”を見せたいという点がしっかり表現されていましたし、幼さを感じる既存ロゴから大人っぽくなったHAYATOくんは、まさに狙い通りでした。」 「この度は時間の無い中、素敵なロゴを制作いただきまして誠にありがとうございます。早速、各所に掲載させていただこうと思います。」
短期間での制作ではありましたが、実際の場でしっかり使っていただけるものになりました。
AIを利用した制作工程について
ここからは、今回の制作プロセスについてご紹介します。
今回のロゴ制作は
1. AIをつかって初速を出す
2. 人の手で仕上げる
この2つを組み合わせた進め方でした。
1. AIを活用したスピード重視の初期提案
今回の制作はスピードが求められる案件だったため、2025年12月の社内デザイン会で一気に立ち上げました。約10名が参加する場で、以下のような方法で進めています。
1)GPT / Gemini / Firefly などでロゴを生成
2)良いもの・面白いものをFigmaに貼る
3)それを見ながら全員で展開していく
やっていること自体はシンプルですが、人数がいることで面白い広がり方をしていきます。
- とにかく出してから調整する人
- プロンプトを詰めて精度を上げる人
アプローチもバラバラです。
途中で「これいいね」という案が出ると、「そのプロンプト何?」という会話が始まって、そこから一気に派生が増えていきます。
作業をしている1時間の間にも2回ほど「今はこの方向が良さそう」という流れが生まれてきて、そこから全員でそのバリエーションを展開していく、という場面がありました。
短時間でここまで広げられるのは、やはりAIならではですね。

2. フィニッシュは人の手で描き起こしてブラッシュアップ
AIによる提案で方向性を固めた後は、人の手によるブラッシュアップ工程に入ります。
複数案の中から3方向に絞り込み、さらに1案に決定。その後、Illustratorでの描き起こしを行いました。
まずはAI出力のロゴ案をご覧ください。

AI出力のロゴは一見よくできているのですが、よく見ると
- 「10」に見せたい部分が「16」に見えてしまう
- HAYATOくんの表情がちょっと怖い
- 線のバランスや重心が不安定
といった細かい違和感が残っています。
こうした部分はAIだけでは詰めきれないため、AI出力案を隣に置きながらパスで組み直していきます。
完全にトレースするのではなく「見ながら描き起こす」ことで、良い要素だけを活かしつつ精度を高めていくのがポイントです。
ここでは、デザイナーごとに解釈を変えた3パターンを制作しました。

それぞれ細部の処理やバランスに違いがあり、デザイナーごとのこだわりが表れています。
この中から1案が選ばれ、さらに色調整や細部の調整を重ねて最終形に仕上げていきました。
ロゴはどんなサイズでも成立する必要があるため、この最後の詰めはかなり重要な工程になります。

10周年ロゴの、完成です。
今回の制作を通して
今回のプロジェクトは2025年12月から2026年の頭にかけて実施したものです。
現在はさらにAIの性能も向上していますが、当時からすでに
- AIでアイデアを広げる
- 人が仕上げる
という役割分担がしっかり機能していました。
そしてもう一つ、今回やっていて大きかったのは「チームでつくる面白さ」です。
短時間でアイデアを出し合い、共有し、広げていく。その中で自然と質も上がっていく。
Bit Beansでは、こうした柔軟な進め方と、最終的なアウトプットへの責任を両立させながら制作を行っています。
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