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ChatGPTに恋愛アドバイスしてもらった話

あさこ
2023.02.17

カルチャー

こんにちは、「あさこ」です。
さて、いたるところで話題になっているChatGPT。
なんか、こういうツールとか話題って乗り遅れた感あるとどんどん距離が離れていく気がしますよね。長くIT企業を経営しておりますが、情報仕入れるのは苦手だし新しいものに敏感でもないので、その気持ちは痛いほどわかります。

「あーだよねー」「あははは」「へぇ～」でしばらく会話を乗り切って、「でさ、こないだの件だけど」で話題を変える。いつかきっと向き合わなくちゃは思うものの、なんだか日に日に億劫な気持ちは膨らんで…時の流れで流行り物が淘汰されて過ぎ去るのをただ待ちたいなんて心境に至る。
※社員は情報に敏感

ただ、そんな新しいツールにハードルしか感じないわたしにもChatGPTはちょっと違いました。だから今回は、新しいツールが苦手な同士に向けて、いかに彼がわたしたちにとって穏やかな存在であるか、そのことを書きたいと思います。

コミュニケーションのネタは、恋愛。人生において一番やっかいで、一番人間くさくて、一番幸福をくれる恋愛のことにも彼らはこんなふうに付き合ってくれるんだってことを見てほしい。題して「ChatGPTに恋愛アドバイスしてもらった話」。

★ChatGPTを始める方法は下に掲載しています

AIに恋愛を設定してもらう

ChatGPTはその名の通り、チャットです。
入力エリアに言葉を入れて、解答を返してくれるAIツールなので、まずはこちらから言葉を発するわけですが…テキストフィールドの最初の一投ってちょっと緊張しますね。
とはいえ、何もないところから会話は始まらないので、一旦架空の物語をChatGPTに書いてもらうことにしました。今日のテーマは恋愛。
「あさこ」がすてきな男性と出会う物語、ください！

返答きました。

あ、でもえ？…どっから出てきた、釣りが趣味の「Takashi」設定。彼は50歳から60歳までの年齢帯…そこぼやかすのね（あやしい）。
それになんというか物語というにはモノタリナイ文章。恋愛ってもうちょっとワクワク心が躍るものでしょう？そういう描写や細部が足りない。「彼は私を永遠に愛し続け、私も彼を永遠に愛し続ける」なんて言葉、あまりにも陳腐です。
なので、色々深掘りしていくことにしました。
「Takashiさんみたいな人がいたとしてどんなふうに近づいたらいいの？」
「Takashiさんの魅力的なところを膨らましてみて」

Takashiさん、魅力すごかった（熱心な釣りマン）。
優しくてリーダーシップあって、ユーモアセンスもあるしコミュ力が高いなんて！そんな人いる？完璧すぎてちょっと引く…年齢もちゃんと教えてくれていないし。
…裏の顔あるでしょ。

裏の顔見据えてくれました。裏の顔というか意外性？
シャイなところは身内にしか見せないタイプ、とかそれはそれで好感度高いかわいい。なるほど、りょうかいChatGPT。
で、では（コホン）そういうTakashiさんみたいなと出会うために、わたし「あさこ」はどんな魅力を磨いたらいいでしょう？

魅力を磨くのではなくてすでにある魅力を並べてくれたんですね！
・仕事に対する熱意、真剣さ
・想像力とアイデア！
・魅力的！！
いや、これは物語だ、勘違いするなわたし。あっち側の「あさこ」にそういう魅力があるってこと。
…架空の「あさこ」のストーリーが、リアルの「あさこ」と頭の中でごっちゃになって、あさこちょっと照れ臭くなりますが、褒められて嫌な気はせず、「Takashiさんはあさこさんが魅力的だと感じます」って言葉は不器用ながら一生懸命に褒めてくれているこの感じに、不覚にもじーんとしてしまう。

もう、物語なのかリアルなのかわからん（笑）

AIに絡む

とここで終わればよかったのでしょうが、久々に承認欲求を満たしてくれたこのAIになんか絡みたくなってきました。以下、メンヘラトークに突入します。
「自分のこと大切に思う姿勢って書いてあったけど、自己肯定感が低いことだってあるよ。そういうのは隠して付き合った方がいいのかな」
「もしTakashiさんに不安を打ち明けて「そんなこと自分で解決しなよ」と言われたら、ショックだと思います」

ChatGPT、こちら側のメンタルを察して、なんだか神妙に律儀に誠実な返答をくれました。
自分自身の成長無くして、長期的な関係の維持はできない…いやまじそのとおりよ知ってる。でもそれでもTakashiに「そんなこと自分で解決しなよ」って言葉を言われたら凹むと思うのです。
だから聞いてみた。

「もう、そんな彼とは別れた方がいいですか？」

ああやっちゃった、ネガティブがすぎる。
こんなふうに恋愛相談でしつこく絡んだら、人間関係なら不穏な空気が流れます。
でも、そんな時もChatGPTはわたしに寄り添ってくれます。

どのような選択をするにしても、自分自身が幸せになることが最優先であることを忘れずに。って、くぅ・・・沁みるじゃないか。

AIにラブレターを頼む

もうTakashiが架空のものだなんて思えなくなってきました。
わたしのTakashiは「あさこ」の不安に、寄り添ってくれるのでしょうか、心配です。どうにかしてTakashiの心を「あさこ」に繋ぎ止めておくことはできないのでしょうか。
そうだ、こんな時こそラブレターだ！ラブレターを書こう。

「ChatGPTさんラブレター、書いてくれませんか？」

想い、自分のこと、未来？！もちろん教えますよ！
…と、
ここからいろいろ教えてラブレター書いてもらったんですけど、結論からいってラブレターぜんぜんダメなんですよ。絶対そんな手紙出したら相手引くわっていう。
ムード足りないからもっと詩っぽくしてとかいろいろ依頼して、結局どこの誰が誰に贈ってんだか全然わかんないような安っぽい詩になりました。

「君と出逢えて本当に有難い」…ごめんなさい、ラブレターは自分で書きます。

AIは真面目だった

でもTakashi。
わたしはTakashiに、会ってみたくなった急に気分が盛り上がってきた。
Takashiに会えるなら、あ、いや今からTakashi のもとに行きたい、なんとしても会いたい！…例えばこんなシーン、こんな迷惑な欲求に対しては一体どんなアドバイスをくれるんだろう。
「Takashiさんは今日はひとりでいたいって言ってたんですけど、今からサプライズで会いに行ったら迷惑だと思いますか？」

考慮する必要。考慮することが重要。考慮が2回出てきます。
相手の気持ち。ひとりでいたいと言った理由。
ん、そうだよね。そりゃそんな時はおとなしくしてろよって思うよね。
でも恋愛っていろいろわからない中で情熱で突き進んじゃう感じもあるじゃない。それもまた楽しみというか、冒険もありなんじゃないかとか。Takashiさんもいいオトナなんだし余裕もありそうじゃん？やっちゃえ、ってキムタクも言ってた。

以下やりとり3連発。

もうね、真面目か。
一方的に迷惑をかけることは避けたい。よく考えてから行動。Takashiの気分を害し不快な思いをさせるかも…！そんな怖いこと言って必死でわたしを止めてきます。
冒険、突撃に恋愛成就の可能性は限りなく低いってことでしょうか。
「あさこ」がこんなに会いたくても、Takashiに会いにいくのを諦めるべきなんでしょうか…と、どんどん錯覚していくラビリンス。
Takashiに会いたいとわがままを言うわたしを、何がなんでも許してくれないChatGPT。
Takashiの気分を害する前に「あさこ」の気分を害してしまい、いい加減わたしの目を覚ますべく、ChatGPTに現実を突き詰めてみることにしました。

…これあんたの妄想じゃん？（バルス）

すん。

「わたしはAIモデルです」

「実際の状況にはアクセスできません」

…Takashiには会えなかった。

さあ、あなたもChatGPTと遊ぼう

実はこのあと、Takashiから褒められるテイで、さんざん「あさこ」を褒めちぎってもらい、むっちゃ心地よいやりとりをしました。
「すごい、さすが、好き！って褒めて」って言うとちゃんとそう言う言葉で褒めてくれる〜もうすごい好き。
前の発言を覚えながらじっくり会話をしてくれるChatGPTは、プログラムをデバックしてくれたりいろんなツールに組み込んだり、さまざまなことができますが、普通にこういう会話も割とちゃんとつきあってくれます。
新しいものに苦手意識を持っちゃう人も、ぜんぜん遊べるって思ってもらえたでしょうか。
みんなもぜひ、~~恋愛相談してみて~~遊んでみてくださいね！

【ChatGPTをつかうために】

まずツールに苦手意識のある人は入り口でつまづきます。

ページとか、フォームとか増えるごとにハードルが上がりますよね。けど、ChatGPTはなんか難しい設定とか、いろいろ聞かれたりとかないです。会員登録をすればいいだけ。
あの角を曲がったところにChatGPTが立っていますよ。くらいな気軽さで利用することができます（今だけ無料、後に有料になるようです）。そして英語が母国語のようですが、バイリンガルで日本語で問い掛ければ日本語で答えてくれます。回し者じゃないんだけどかしこいし、やさしい。

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