ご担当者インタビュー
ご担当者インタビュー
ウィズワークス株式会社
社内報の企画・制作を起点に、インターナルコミュニケーションを通じた「良い会社づくり」を支援するウィズワークス株式会社。第30期を迎える節目に行われた、約10年ぶりとなるコーポレートサイトの全面リニューアルをBit Beansが担当しました。
新しいサイトのデザインコンセプトは「めぐるをつくる」。会社の考えや現在の事業、働くメンバーの姿を等身大で伝え、社内外の対話や発信がめぐっていく場を目指しています。今回、リニューアルプロジェクトに携わった4名の皆様に、制作の背景やプロジェクト中のやり取り、公開後に生まれた変化について伺いました。

―― まず、Webサイトをリニューアルしようと考えた背景を教えてください。
以前のサイトを制作してから約10年が経ち、その間に経営体制や会社としての考え方、事業の進め方が大きく変わっていました。しかし、経営者が発信している言葉や、私たちが今大切にしていることが、社員にも社外にも十分届いていないと感じていたんです。
実際、この中にも入社面接を受けたときに「サイトから受けていた印象と全然違う」と感じて、サイトを変えたいという思いを温め続けていたメンバーもいます。
社内の体制も、仕事の進め方も、提供したい価値も変化している。なのにWebサイトの打ち出し方は以前の会社像のままでした。実際の私たちと、サイトから見える私たちの間に大きなギャップがあったと思います。
また更新面にも課題がありました。WordPressは導入されていたものの、管理画面の仕様もわかりにくく、一部のページはHTMLを直接編集する必要があり、専門知識のある社員に作業が集中していました。そういった運用面の課題も今回のリニューアルで改善できればと考えていました。
―― 会社の「今」を等身大で伝え、継続的に発信できるサイトにしたい。そんな思いを持った社員の皆さんが立ち上がり、プロジェクトが始まったんですね。複数の制作会社を検討された中で、Bit Beansにご依頼いただいた決め手は何だったのでしょうか?
最初のきっかけは、新宿三丁目駅で見かけたBit Beansさんの広告です。
ミシンをかけているイラストが印象的で、はじめは服飾関係の会社だと思ったのですが、よく見るとWeb制作会社だと分かって。「ウェットにいこう」という言葉も心に残りました。私たち自身、人と人との関係や対話を大切にしているので、一度話を聞いてもらおうかなと思ったんです。
―― 看板、出してよかったです!(笑)
ほかにも3社ほどお話を伺いましたが、最初に対応してくださった方から、広告で感じたとおりの「ウェットさ」を感じました。会社として掲げている言葉と、実際に会った方の人柄が一致していたことが大きかったですね。最終的には「この方を信じてお願いしよう」と思えたことが決め手になりました。
―― 制作を進める中で、社内ではどのようなご苦労がありましたか?
プロジェクトメンバーは専任ではなく、通常業務と並行して参加する有志のメンバーでした。その中で最も大変だったのは、サービスを棚卸しし、会社として何をどのように伝えるかを整理することでした。普段、なかなか事業全体を改めて見直す機会は多くないですし、サイトに掲載するとなると、表現一つを決めるにも社内関係者との調整が必要で、想像以上に大変な作業でした。
一方で、サイトリニューアルをきっかけに、これまで知らなかった事業のことや、担当者と上層部との認識の違いに気づくこともできました。『このサービスはどこに位置づくのか』『私たちは何を大切にしているのか』を話し合ううちに、社内に共通言語が生まれていったんです。大変ではありましたが、会社の考えを整理する、とても良い機会にもなりました。
―― Bit Beansとの進行やコミュニケーションについて、率直なご感想をお聞かせください。
率直に言うと、プロジェクトの前半は、社内の事業内容の整理とサイト制作の進め方がうまくかみ合わない場面がありました。サイトをつくるためだけの整理になってしまうと、本来しっかり向き合うべき事業そのものの棚卸しが中途半端になってしまう。でも、それでは今回のリニューアルの目的から外れてしまいます。
スケジュールを守る必要もあったと思いますが、私たちがサービス全体を横断的に整理している一方で、サイト制作はページごとに進んでいきます。そのため、まだ全体像が固まりきっていない段階で、個別の判断を求められる難しさはありました。
また、原稿の長さや画像の必要性、他社では一般的にどう見せているのかなど、Web制作のプロとして、もう一歩踏み込んだ意見を早い段階からいただけると、さらに進めやすかったと思います。『相談されたことに答える』だけでなく、こちらがまだ言葉にできていない部分にも気軽にフィードバックをいただきたかった、というのが正直なところです。
ただ、後半はコミュニケーションがぐっと密になり、こちらの状況を見ながら細かく声をかけていただけるようになりました。スケジュールも当初の予定から約2か月延ばしていただき、やるべきことを小出しに区切って示してくださったので、「まずはここまで進めれば大丈夫」と安心して取り組めました。専任担当者がいないプロジェクトなので、こまめな連絡と丁寧なフォローは支えになりました。
―― 貴重なご意見、ありがとうございます。もっと御社の思考プロセスやタイミングに寄り添える進め方があったと思います。今後にしっかり活かしていきたいです。
結果的には、満足のいくものになったでしょうか。
まず、「変えなければ」という空気がありながら、なかなか手をつけられずにいたサイトリニューアルを実現できたこと自体が大きかったと思います。社内外からの反応も良く、「会社の実情と違う」と言った指摘もなく、目的を達成できるものを作ることができたと感じます。
すでに社内の意識が「今後このサイトをどう活用していくか」というところに向いてきているのを感じています。まずは当初の目的を叶えられるものができたことをありがたく感じています。
―― 良かったです。サイトのデザインについてはいかがでしたか?
デザインは驚くほどスムーズに決まりましたね。最初のヒアリングで私たちの思いをくみ取っていただき、デザインコンセプトとして提案いただいたのが「めぐる」です。一人ひとりの思いや考えが対話によって共有され、人から人へ、組織へと広がっていくという、私たちが大切にしていることが表現されていました。

社内報の制作を行っている会社ですので、社内には言葉やデザインにこだわりを持つメンバーも多いのですが、大きな修正はほとんどなく、全員納得のうえでスムーズに決まりました。サイト全体を通して、会社の魅力や人の温度がしっかり伝わるデザインになったと感じています。
ちなみに、サイトだけでなく、一緒に制作していただいたパンフレットも、展示会でお客様から褒めていただきました。
―― デザイナーたちが時間をかけてコンセプト設計していたので、それは嬉しいですね。完成したサイトをご覧になったときの印象や、社内の反応などがあれば教えていただけますか。
公開されたときはオフィスにいたメンバーで一緒にサイトを見て、家族に連絡したメンバーもいました。これまでは友人に自社サイトのURLを送ることはあまりなかったのですが、今回は自然と共有したくなりました。以前は「サイトではこう見えるかもしれないけれど、実際の会社は少し違う」と説明を添えることもありましたが、そのギャップがぐっと小さくなって「人に見せたくなるサイトになった」と思いました。
社員の中にはメールの署名にサイトリニューアルのお知らせを入れた人もいて、お客様から「サイトを見ました」と声をかけていただくことも増えました。特に、すでにお付き合いのあるお客様から「メンバー紹介のプロフィールを読むのが楽しかった」と言っていただけたのはうれしかったですね。普段接点のない社員の個性まで知っていただけるサイトになったと思います。
―― 情報の整理や、更新のしやすさについて変化はありましたか?
情報が整理され、会社のことを伝えやすくなっただけでなく、更新作業もしやすくなりました。テンプレートやCMSを整えていただいたことで、専門知識がなくても記事を作成・更新できるようになりましたね。これまで特定の社員に依頼していた作業を、各担当者が自分で進められるようになったことは、大きな変化だと思います。
―― Webサイトをリニューアルしたことで、社員の意識や社内コミュニケーションに影響はありましたか?
それぞれが更新できる仕組みができたことで「このプロジェクトも紹介したい」「せっかくなら発信しよう」という意識も生まれています。以前は外部への発信手段がメルマガ中心でしたが、『wis-JOURNAL』というオウンドメディアができたことで、発信の仕方そのものが確実に変わってきていると感じます。

当初は、顔や名前をサイトに出すことに抵抗がある社員もいました。でも『wis-JOURNAL』を通じて、自分の考えがきちんと伝わる形で発信されるなら出てもよいと考えるようになった社員もいるようです。
社内では『wis-JOURNAL』の記事をきっかけに、これまであまり接点のなかった、世代の異なる社員同士で会話が生まれたこともありました。誰かの仕事や学びを知ることが、新しいつながりを生んでいます。
社員が自分の言葉で語れる『場』ができたことに、大きな価値を感じますね。
―― 社員の皆さんが顔を出し、ご自身の言葉で発信される記事が増えていくと、会社のことがより身近に感じられますね。
それと、リニューアルの過程で、それぞれが漠然と感じていた会社への違和感や課題を言葉にし、「自分だけが思っていたわけではなかった」と共有できました。サイトだけですべてが解決したわけではありませんが、パーパスである『社会に良い会社を広め、すべての人を幸せに』とは具体的にどういうことなのか、認識をそろえていくきっかけにもなりました。
社内の意識統一はまだ途上ですが、前に進むための土台ができたと思います。
―― 最後に新しくなったWebサイトを、これからどのように育てていきたいですか?
会社も事業も、今まさに変化の真っ只中にあります。これからも、変化していくその時々の等身大の姿をサイトに反映しながら、『wis-JOURNAL』で社員の仕事や考え、インターナルコミュニケーションに関する知見をもっと発信していきたいです。

ウィズワークス株式会社様のサイトはこちら
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今回のリニューアルは、単にサイトの見た目や情報を整えるだけでなく、ウィズワークス様が大切にしている考えや、変化してきた事業・組織の姿を言葉にし、社内外へ届けるプロジェクトでした。通常業務と並行しながら、サービスの棚卸しや関係者との調整に粘り強く向き合ってくださったプロジェクトメンバーの皆様に、心より感謝いたします。
また、今回いただいた率直なお言葉を大切に、これからはより早い段階から状況や思考のプロセスを分かち合い、制作会社としての知見を積極的にお伝えしながら、より良い伴走ができるよう努めてまいります。
完成したサイトが『人に見せたくなるサイト』となり、社員の皆様の発信や新しい対話が生まれ始めていることを、私たちも大変うれしく感じています。今後も、ウィズワークス様の変化に寄り添いながら、一緒にサイトと発信を育てていけましたら幸いです。
Bit Beansは、WEB制作を中心としたデジタルソリューションカンパニーです。
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