「ウェットに、いこう。」に込めた想いについて

bitbeansアイコン

Bit Beans

  • line
  • はてなブックマーク
  • x

カルチャー

  • #ウェットに、いこう。
  • #コピーライティング

Bit Beans のWEBサイトを開くと「ウェットに、いこう。」というキャッチコピーが目に入ります。これはWEBサイトのリニューアルにあわせて考えらえたBit Beans のコンセプトコピー。その後に続くリードコピーで、キャッチコピーの意図が説明される構造となっています。

WEB制作の現場で必要な「人間力」「対応力」

日本語の文脈の中での「ウェット」という言葉は、ポジティブな意味合いだけでなく時にネガティブなニュアンスも感じられるワードです。
「ウェットな人」とは情に深い面があり、困っている人を放って置けない世話好きな人のこと。けれどそれがネガティブな方に揺れると、情にもろすぎて的確な判断ができなかったり、人との距離が近く暑苦しい印象も感じさせます。
イメージの良し悪しに揺れのある「ウェット」という言葉をあえて使用したのは、コピーからより「ひと」を強く感じられるものにしたいと考えたからでした。

AIの発展に伴い、単にWEBサイトをつくるだけならそれほど専門的な知識も必要のない時代が来ました。けれど、誰でもできる掃除という作業にも専門の業者がいるように、「きちんとしたものを」用意しようとするとプロの知識や技術がどうしても必要となります。そして専門的な内容になればなるほど、考えるべき内容も選択肢も増え、ひとつひとつに判断が必要となってくる。
適切な内容で、適切な表現、適切な機能が実装されたサイトを用意できるかどうかは、制作会社の技術力も大切ですが、コミュニケーション力やイマジネーション力、対応力に左右される場合も少なくないのです。
それは、AIにはできない仕事。
「ひと」の心の機微のフォローができるからこそ、的確な解決策を提示できるし、やりとりに余計なストレスを感じさせることなく、スムーズな進行を提供することができます。

また「ひと」の心の機微を察知するということは、暑苦しさとは逆に人と適度な距離を保てるということでもあります。そういう部分ではむしろ「ドライ」とも言えるのですが、実は「ドライ」と「ウェット」は紙一重。
手塚治虫のマンガに登場する名医師「ブラック・ジャック」は誰と群れることなく一匹狼で“ドライ”に多額の要求もしますが、人間味あふれる“ウェット”な人。ドライでもウェットでも、大切なのは「ひと」の心に寄り添えるかどうかであると、わたしたちは考えます。

言葉は時と共に変化する。「ウェット」という言葉にポジティブなイメージを

実は「ウェット」という言葉に抱く印象には世代差があって、20代前半の若い社員にその印象を聞くと「良いも悪いもなくただ湿ってるって感じ」なんて答えが返ってきます。もしかすると以前よりフラットなポジションにある言葉へと、変化しているのかもしれません。
であれば、「ウェットで、いこう。」という言葉を掲げるBit Beansがより良い行動をすることで、「ウェット」という言葉のイメージは、ポジティブなものへと意識づけができるかもしれない!?

Bit Beansの制作の現場が、よりあたたかくより「ひと」に寄り添うものであるよう、わたしたちはこれからも精進していきます。

bitbeansアイコン

Bit Beans

日々更新中! Bit Beans、
Xもやってます!
  1. TOP
  2. ブログ
  3. 「ウェットに、いこう。」に込めた想いについて
Bit Beansキャラクター紹介
PAGE TOP