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WEBサイト担当になりたてのあなたへ、元担当者から伝えたい話【第1回:WEBサイトの役割、言語化できていますか?】
目次
あなたの会社のWEBサイト、その役割を説明できますか?
こんにちは、はじめまして。
WEB制作会社「Bit Beans」の黒猫です。
このブログを開いてくれたあなたは、WEB制作会社を探している方でしょうか。
自社のWEBサイトを任されている方かもしれませんね。
この連載では、食品関連企業でWEBサイト担当を経験し、「Bit Beans」へ転職した私・黒猫が、WEBサイト担当になったばかりの方や、これから担当する方に向けて、悩みがちなこと、つまづきやすいポイントなどを中心にお話ししていきます。少しでもあなたのヒントになれば嬉しいです。
企業のWEBサイト、その歴史は意外と浅い
若い方はピンとこないかもしれませんが(さっそく年齢のバレる書き出し…!)、企業が自社のWEBサイトを作り始めたのは、「Windows95」が登場して一般家庭にインターネットが普及し始めた1995〜1997年頃のことです。
当然、社内に「WEBに詳しい人材」など皆無。
「ホームページ?ナニソレ?」「サイト担当?ナニヤッテルノ?」
…そんな相談相手もいない環境下で、WEBサイト担当者たちは、謎の専門用語や日々進化するネット環境と格闘しながら、「自社情報を発信する」という業務と向き合っていたわけですね。懐かしいなーーー。
まぁ昔話はさておき。
つまり、企業内に「WEBサイト担当」という役割が生まれてからまだ30年くらいなんです。もちろん、この30年でデジタル専門の部署を設け戦略的に動ける企業は増えました。デジタルマーケティングを牽引する心強いリーダーがいる企業も少なくありません。
一方で、
「デジタル活用を進めたいけど組織化が追いつない…」
「担当者個人のスキルや頑張りに任せっきり…」
そんな企業も、あくまで私の肌感覚ですが、まだまだあるんじゃないかなと思います。
WEBサイト担当者が抱えがちな不安
もしあなたが、WEBやデジタルに詳しい人が身近にいない環境で、突然「WEBサイト担当」に任命された立場だとしたら、こんな不安を感じたことはないですか?
- どこまで理解しておけばいいのか分からない
- 専門用語が多くて、会話についていけない
そして社内外からこんな質問をされて、言葉に詰まった経験はありませんか?
「御社(うちの)のWEBサイトの役割って、何?」
「会社案内のため」
「採用に必要だから」
「問い合わせを受けるため」
うん、どれも間違いではないですよね。
実際、多くの企業のWEBサイトは、そうした役割を担っています。
でもこれらを
「自社の事業を踏まえた上で、自分の言葉できちんと説明できているか」
というと、どうですか?
WEBサイトの役割が曖昧だと、何が起こる?
WEBサイトの役割がはっきりしていないと、こんなことが起こりがちです。
- 社内での判断基準がブレブレになる
- デザインや内容の良し悪しが「なんとなく」の感覚論になる
- 制作会社との打ち合わせで話が噛み合わなくなる
こうした状況は決して珍しくないです。私自身、起こってしまってから、己の詰めの甘さを反省したことが幾度となくあります。
逆に言えば、
「このWEBサイトは、誰に向けて、何をしてもらうためのものか」
を、担当者が自分の言葉で説明できるようになるだけで、日々の判断もコミュニケーションも格段にスムーズ、かつ楽になります。
WEBサイトの役割、どう整理する?
ではでは、ここであなたが担当するWEBサイトの役割を考えてみましょう。
いきなり正解を出そうとしなくてもオッケーです。まずは、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
- このWEBサイトは、主に誰に向けたもの?
- WEBサイトを見た人に、最終的に何をしてほしい?
- その役割は、営業資料やSNSとどう違う?
この3点を整理していくことで、自社のWEBサイトが担うべき役割がクリアになって、少しずつ輪郭を持ち始めるはずです。
今回のまとめ
初回の今回は、「WEBサイトの役割を言語化することの大切さ」についてお話ししました。
ここまで読んで「これは自分に当てはまるかも」と感じてくれたなら、ぜひ次回もお付き合いください!にゃん。
【次回予告】
WEBサイトの役割を、
どうやって整理し、周囲に伝えていけば良いのか
Bit Beansは、お客さま一人ひとりの課題に寄り添いながら、解決というゴールまで
道案内をしていきます。いつでもお気軽にご相談ください。
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肩書きを探す旅の途中
黒猫
コーヒーにちょっと詳しい黒猫です。にゃん。
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