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前編では主にその機能面からウェブサイトの分類をご紹介しました。今回はそのサイトに掲載されている内容 = コンテンツに焦点を当てて分類を行ってみましょう。より具体的に作りたいウェブサイトの像が見えるようになってきます。
目次
コンテンツ種別から見たウェブサイトの種類とその概要
今回は企業情報などビジネス用途を前提として、主となるウェブサイトの種類は以下のようなものになります。
- 1. ランディングページ
- 2. コーポレートサイト
- 3. サービスサイト
- 4. オウンドメディア
1. ランディングページ
ランディングページとは、広告をクリックした人が最初に訪れるページです。商品やサービスの購入、資料請求、問い合わせなどの特定のアクションを促すために使用されます。
<目的>
- 商品やサービスの購入を促す
- 資料請求や問い合わせを促す
- 会員登録やダウンロードを促す
ランディングページは、商品やサービスの購入や資料請求など、特定のアクションを促したい場合に効果的なウェブサイトです。「最初にユーザーが訪れるページ」として機能させるために、広告運用やSEO施策などと連動して行われることが一般的です。
2. コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、企業の概要や事業内容、商品やサービスなどを提供するウェブサイトです。企業のブランディングや情報発信の拠点として機能します。
<目的>
- 企業や商品、サービスの認知度・理解度・信頼感を高める
- リクルートシーンにおける情報提供
- インナーブランディング、方向付け
- 営業ツールとしての機能
コーポレートサイトは、企業の顔となるウェブサイトです。企業の信頼感や認知度を高めるために、定期的な更新と運用が重要です。また採用シーンで作成されるリクルートサイトも広義でコーポレートサイト。就職シーンでは必ずウェブサイトは閲覧されるもの。就職後のミスマッチングが起きないよう、企業としてのメッセージや、ブレのない企業イメーをしっかりと発信する必要があります。
またコーポレートサイトには、インナーブランディングの要素もあります。整備されたオフィスは従業員の自覚を促しますが、ウェブサイトもまた、社内の意識統一を図って設計されることが多くあります。過去に私たちがお手伝いした企業サイトでも、コーポレートサイトのリニューアルに併せて社訓を大きく刷新されたという事例があります。
3. サービスサイト
サービスサイトとは、特定の商品やサービスに関する情報を提供するウェブサイトです。商品やサービスの特徴やメリットをわかりやすく伝えることで、ユーザーの購買意欲を高めることができます。商品・サービスの認知度・理解度・信頼感を高めるという意味でコーポレートサイトと同じように考えられますが、ここではある単一のサービスに特化したサイトをイメージしています。例えばキャンペーンサイトのようなものも、サービスサイトの一種ですう。
<目的>
- 商品、サービスの認知度・理解度・信頼感を高める
- 購入意欲を高める
- キャンペーンの実施
サービスサイトは、商品やサービスの魅力を効果的に伝えることで、ユーザーの購買意欲を高めるためのウェブサイトです。定期的な更新と運用で、ユーザーからの信頼を勝ち取ることが重要です。
また期間限定のキャンペーンサイトなどでは、どのくらいの人数がアクセスするのかの確認など、サーバー負荷も気にする必要があるため、バックエンド側のシステムや外部システムとの連携なども視野に入れて進めましょう。
4. オウンドメディア
オウンドメディアとは、ニュースや雑誌社のように企業や組織が自社でコンテンツ配信を行うウェブサイトです。ブログやニュースサイト、SNSなど、さまざまな形式でコンテンツを配信することができます。自社の商品やサービスに関する情報を発信したり、顧客とのエンゲージメントを高めたりするために活用できます。
<目的>
- ユーザーとコミュニケーションを図る
- 顧客とのエンゲージメントを高める
- マーケティング施策の実施
オウンドメディアは、ユーザーとのコミュニケーションを通じて、顧客とのエンゲージメントを高めるためのウェブサイトです。コンテンツの質と更新頻度が重要です。企業が自社で運営するため、情報の内容や発信時期、デザインなどを自由に決めることができます。そのため、企業の伝えたい情報を、ターゲット顧客に向けて効果的に伝えることができます。
以上、コンテンツ面から見たウェブサイトの種類と活用についてご紹介しました。昨今のウェブサイトは、これまで以上に重要なマーケティングツールとして活用されています。自社の目的や活用シーンに合わせて、最適な種類を選ぶことで、より効果的なマーケティングを実現することができます。
これまでBit Beansではウェブサイト制作のプロフェッショナルとして、多くの企業や個人のウェブサイト制作を担当してきました。お客様のニーズを丁寧にヒアリングすることで、最適な機能や目的を明確にして最適解をご提案いたします。広報担当になったもののどこから手を付けたらいいか分からない方、今よりもう一歩進んだ結果を得たい方、などなど、ウェブサイト制作でお困りの方はぜひご相談ください。お客様のビジネスを成功に導くための、最適なウェブサイトをご提供いたします。
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ディレクター
Ko Ashida
楽曲制作や動画制作もこなすマルチクリエイター。休日は夜市屋台の運営とカレー職人。
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