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こんにちはfukuharaです!過ごしやすい季節になってきましたね。
今回は話題のAdobe Photoshop 2024 Ver.25の新機能
「生成塗りつぶし」や「生成拡張」を使って制作物に落とし込み、
デザインがどれだけ楽になったのかなど探っていきたいと思います。
実践がわかりやすくて良いよねってことで、ワイヤー用意。
掲載箇所のイメージは、どこかのスーパーが連載しているレシピサイト。クリスマスディナーを簡単につくりたい…さて、何を買いましょう?パーティーメニューってどんなのがあるかしら?と悩んでいる人がたどり着くページのヘッダーバナーかなと妄想しました。(数ヶ月後の私がたどり着くページかも…?)
写真はAdobeStockからこちらを選びました。
若めの主婦がスーパーで買い物しているシーン。しかし、冬と考えるとこの格好だと季節感がありませんね。全身ワントーンなのもあまりモデルさんが目立たないのでクリスマスらしい赤いセータだったら良いなぁ。と、思ったので今回のPhotoshop 2024の新機能「生成塗りつぶし」を使って着せてみましょう!
コンテキストタスクバーが出ていない、もしくは消してしまった人はウインドウ→コンテキストタスクバーを選択してくださいね。
赤いセーターを着せたいと思う部分を選択し、「赤いセーター」とコンテキストタクスバーに記入。すると3パターン提案してくれました。
…最初の2つは何だかセンスが悪いですが最後のピンクのセーターと白のシャツの重ね着はちょっとセンスよくないですか!(赤じゃないけど…)もう少し具体的にしてみましょう。
「暖かそうな赤いニット」
セーターではなくニットにしたらちょっと変わるかもしれないので変えてみました。
ちょっと微妙。そうか、白いラインとか入ってくるのか。真ん中のやつがいい感じではあるけれども胸元のスカーフみたいなねじねじは何だろう…リボン?では、さらに具体的にしてみましょう。
「暖かそうな赤のシンプルなセーター」
お!良さそう。女性に目がいきますね。そういえば、どの写真も服のシワまで適当に生成してくれるの凄い。まぁ違和感もない感じかな?!(人参の袋に関しては今回はおいておきましょう…)
履歴はバリエーションにちゃんと残っているので選び直しもできますよ。
今回はこの赤いセーターが第1候補で第2候補はピンクのセーターかな。と思いながら次は右エリアをどうにかしたいと思います!
キャンバスを広げるためトリミングツールを選択。そのままプロンプトで具体的に指示できますが今回は空白のままにしてみましょう。
おぉ!陳列棚が伸びたー凄いよー!!勝手にぼかしてくれるのもありがたい。何となく違和感があり気持ち悪いけれど、ほとんどタイトルで潰れるので雰囲気が伸びれば良いかな。
そして各所を選択してスーパーの中も飾り付け!ついでにボヤけてる男性店員さんに帽子を被らせてみたら…クリスマスの雰囲気バッチリということで!写真に無いものをつくり込んでいくのもそれなりに面白い…。魔法使いになった気分。レイヤーもこういう感じで増えていきます。
バリエーションが増えるほどデータが重たくなっていくので必要のないバリエーション画像は削除していくと良いかもしれません。
そしてこの上にさらっとタイトルをのせれば…良い感じになりました!結局、男性は削除した方が良かったので生成ツールで削除。(新機能の削除ツールもあるのですがあまり綺麗に消えませんでした。)
今回、なぜ巷で話題になっているのかというと、このまま商用目的として使用がOKということ。今までのbeta版は個人利用で楽しめるだけだったのですが、このまま提出できちゃう!(とはいえ妄想ヘッダーなので行き場はないですけど)商用可!凄い太っ腹。
ちょっと疑問なのですが、そうするとクライアントに「素材費は…?」なんて、聞かれた場合「Adobe PhotoshopのAI生成です!」とか「Adobe Fireflyで制作したのでこのベースの写真だけ購入してください」なんて答えるんですかね?理解あるクライアントでありますように…。
いかがでしたか?陳列棚など伸ばすのは結構無理だなぁと諦めてしまうので、本当にこの新機能はありがたいです!
新機能リリースの数ヶ月前に街並みの煉瓦の壁と軒下のボケている洋服や商品などをコピペして違和感ないようにパースつけて…なんて3時間くらい格闘してたんですが、今回の新機能をつかったら数秒で解決したのでしばらく立ち直れませんでした。「写真の足りない部分を伸ばす」ってお仕事で結構あることだと思うのでどんどんAIに学習していってもらいたいです。
今回の新機能はAdobe Photshopでも詳しく紹介していますのでチェックしてみてくださいね!
では、引き続き楽しいPhotoshopライフを˚✧₊⁎
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姉貴(デザイナー)
Sawako Fukuhara
頼り甲斐のあるパワフルオカン。スタイリッシュなデザインが得意。
Xもやってます!