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以前から準備をすすめてきた、新宿三丁目駅構内のサインボード広告(駅貼り広告)。
9月4日(火)に掲出となりました。このWEBサイトのコピーにもなっている「ウェットに、いこう。」を大きく配置した、白が基調のサインボードです。
WEB制作会社が駅に広告を出す、というのは少し意外に思われるかもしれません。
よく駅で見かける広告は、その駅近くで営業をするクリニックや店舗などの「集客」を意図して掲出されたもの。
けれどWEB制作を生業とするBit Beansは、新宿一丁目にオフィスがあるもののお店ではないので「来訪」を期待するわけではありません。
それでも駅貼り広告を掲出したのは、会社の実体感を表現する媒体として最適だと考えたからでした。
例えば紙で作られたチラシやパンフレットなら、紙という物質でできていますが、WEBはどんな素敵なデザインであれ、全てデータ情報であり、リアルな物質ではありません。
また業界的に働き方もどんどん柔軟になり、日本全国、いえ世界中のどこにいてもテレワークで仕事ができるようになりました。
それは素晴らしい一面でありながら、でも依頼をするお客様の視点に立って考えてみると、“存在の希薄さ”を感じる生業であることは否めません。
Bit Beansは、「ひと」を大切にするWEB制作会社。
デジタル社会、AIの躍進、そんな世界を牽引する業界にありながら「ひと」であることのアドバンテージを最大限に活かしたサービスを提供したいと考えています。
だからこそ、みなさんの今歩いている「この土地」で生業をしていると伝えること。また新宿三丁目駅の一角を借りることで、この場所の景色になることは、とても意味のあることだと考えました。
どこか懐かしい制作風景
大きなサインボードの制作にあたっては、社内プリンターで出したA3プリントを16枚つなぎにして原寸大でデザイン確認。手元で印刷したり画面で見ている時には「デザインバランスが良い」と思っても、原寸大にしてみると意外と印象が変わります。
ここを102%拡大、ここを5cm左に、この画像はちょい回転をかけよう。
と原寸大で微調整をし、完成させています。
原寸大のポスターに赤字を入れる風景は、どこか懐かしさを感じますね。
普段はひとりでパーソナルなコンピューターに向き合う仕事ですが、印刷物を手分けしてテープで繋ぎ、同じ大きさを体感しながら印象を語り合う瞬間は、デジタル作業にはない充実感を感じさせてくれました。
この場所の広告、少なくとも1年間は掲出の予定。新宿三丁目駅の、都営新宿線(と丸の内線や副都心線への)の乗り継ぎ通路にありますので、ご利用の際にはぜひ見つけてみてくださいね。
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